製造工程

固形製剤ができるまで

最新のGMP管理のもと高品質の医薬品を24時間体制で製造しています。
お客様が服用しやすく、また成分が最も有効に作用できる剤型に加工する製剤工程。
この工程では、原料の秤量からスタートし、造粒、混合を行い、打錠工程で錠剤を製造します。
その後、コーティング機で錠剤の表面を薄い皮膜(フィルム)で覆い、次いで錠剤表面に識別コードを印刷したのち、
複数の検査カメラで錠剤を厳密にチェックし、包装工程に送られます。

入荷

  • 秤量
    原料秤量工程
    システム管理された天秤を使用し、
    原薬や賦形薬を正確に秤量します。
  • 造粒
    混合
    造粒、混合工程
    秤量された原薬や賦形薬は、
    流動造粒乾燥機で顆粒状に加工します。
    さらに顆粒は他の添加剤と合わせて
    ミキサーで混合され、均一にします。
  • 打錠
    打錠工程
    混合された顆粒を打錠機の臼に連続的に充填し、
    杵で圧縮して錠剤を成形します。
  • フィルム
    コーティング
    フィルム工程
    服用性向上と、含有成分が光や水分などで
    品質低下しないよう、錠剤表面に薄い皮膜
    (フィルム)をコーティングします。
  • 印刷検査
    印刷検査工程
    錠剤表面に識別コードを印刷したのち、
    自動外観検査機で錠剤表面を厳密に
    チェックします。

包装・保管・出荷工程

製剤工程で製造された錠剤は、瓶、ブリスター、分包の形態にそれぞれ包装されます。
製品の有効期限内に製剤品質が低下しないよう最適な包装形態を適用し、高品質な製品をお客様に届けています。

  • 包装工程

    瓶詰め
    瓶詰包装
    規定錠数を瓶内に小分けし、輸送途中に錠剤が破損しないよう緩衝材を装填、定められた力でキャップを確実に閉栓します。
    小分けされた瓶にはレーベルを貼付し、添付文書と共に箱に挿入され、製造番号と使用期限を捺印して製品が出来上がります。
    ブリスター
    ブリスター包装
    プラスチックフィルムを成形したポケットに錠剤を1錠ずつ小分けし、アルミ箔でシールします。
    次いで製品別に規定された枚数のシートをアルミフィルムでピロー包装します。
    ピロー包装された製品は、添付文書と共に箱に挿入され、製造番号と使用期限を捺印して製品が出来上がります。
  • 出荷
    出荷工程
    出来上がった製品は温度管理された倉庫に
    いったん保管されたのち、出荷されます。