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ビタミンB1誘導体フルスルチアミン、
自発的な身体活動性を高める作用を国際学会にて発表

  • 2018年12月25日

当社は、このたび、2018年11月3日から7日にかけてカリフォルニア州サンディエゴで開催された第48回北米神経科学会議(the 48th Society For Neuroscience:SfN)において、ビタミンB1誘導体フルスルチアミン*の研究データを発表したことをお知らせします。同データは国立大学法人 筑波大学との共同研究により、フルスルチアミンが脳内(前頭前皮質)のドーパミン放出量を高め、自発的な身体活動性を高めることを示したものです。
当社では今後も引き続き、フルスルチアミンに関して研究を継続してまいります。

【発表演題(発表日時は現地時間)】
抄録番号073.05
ポスター発表
Thiamine tetrahydrofurfuryl disulfide promotes voluntary locomotor activity through dopaminergic activation in the medial prefrontal cortex.
発表日時:2018年11月3日(土) 13:00-17:00
会場:San Diego Convention Center Hall C
https://abstractsonline.com/pp8/#!/4649/presentation/14659

  • フルスルチアミンは、タケダが開発したビタミンB1誘導体です。通常のビタミンB1と比較して吸収に優れ、組織によく移行し、体内で働く形の活性型ビタミンB1を多く産生します。
    (誘導体とは有機化学の用語で、ある有機化合物(ここではビタミンB1)の構造の一部分を変化させた化合物のことを指します。)

以上