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製品に関する情報公開・法規制を遵守した
適切なプロモーション活動

基本的な考え方「運用方針」

当社は、「品質方針」に則り、医薬品医療機器等法、景品表示法、健康増進法等の関連法規を遵守の上、お客様第一の視点を念頭に、虚偽・誇大な表現や人権侵害はもちろんのこと、誤解や不快感を起こさない正確で品位ある広告・宣伝を行っています。
当社がお客様を対象に販売する製品のパッケージ、添付文書、パンフレット、広告宣伝等のすべての表示・広告は、1次・2次・3次のトリプルチェック体制としており、各段階でそれぞれの部門がチェック部門の当事者としてコンプライアンス逸脱の有無を確認しています。関連する法令を確実に遵守するため、広告・宣伝及び販促用ツール等の適正化手順を規則・要領で定めた上、実務運用しております。各部門の役割とフローは下記に示す通りです。

各部門の役割

確認ステップ 主な確認内容
起案者
1次確認
  • 製品名、効能効果等の製品情報の確認
  • 誤字脱字、文体等の体裁確認
  • 適正広告基準に基づく確認
2次確認
  • 起案部門で見落としが無いかの確認
  • 学術的な確認
  • 適正広告基準に基づく確認
  • 法的確認
3次確認
  • 総合的確認
  • 法的確認
  • 当局への確認(必要に応じて)
  • アリナミン製薬としての品位の確認
関連部門確認
  • 起案部門が必要と判断する部門に回付
  • 関連部門として問題が発生しないかの確認
  • 製品戦略上の確認

コンプライアンスチェックフロー(トリプルチェック体制)

各部門のスタッフは、日本一般用医薬品連合会の講習会や各種外部セミナーへの参加や関係者へのヒアリングを実施することで、最新の法解釈、行政動向や社会動向をとらえた表示・広告の内容となるよう、情報収集および専門スキルの向上に努めています。

OTC医薬品・指定医薬部外品における表示・広告

医薬品に表示すべき内容は医薬品医療機器等法に定められています。医薬品広告については、法的規制として、医薬品医療機器等法、医薬品等適正広告基準が、また、業界の自主規制として日本一般用医薬品連合会による「OTC医薬品等の適正広告ガイドライン」があります。医薬品医療機器等法に定められた表示や、広告における各種規制の遵守により、適切な表示・広告の推進に取り組んでいます。過去3年(2022年1月~2024年12月)において、規制当局(厚生労働省、消費者庁、適格消費者団体および公益社団法人日本広告審査機構(JARO))から勧告を受けた製品表示および広告宣伝に関する違反事例はありません。
日本一般用医薬品連合会では広告の適正化を推進する「広告審査会」を設置し、医薬品・指定医薬部外品の広告の審査を行っています。「広告審査会」は、外部専門家の第三者委員とOTC医薬品メーカーから選出された委員にて構成され、OTC医薬品・指定医薬部外品の広告表現を適正化し、信頼性を高めることを目的に活動を行っています。当社は企業側の委員として参加し、OTC医薬品・指定医薬部外品の業界全体の広告の適正化に努めています。