アリナミン製薬株式会社の代表取締役および副会長の
内定に関するお知らせ- 2021年3月19日
ブラックストーン・グループ(以下「ブラックストーン」)と武田コンシューマーヘルスケア株式会社(以下 「TCHC社」)は、武田薬品工業株式会社からTCHC社の全株式のブラックストーンへの譲渡完了(クロージング)を前提として、アリナミン製薬株式会社(以下「アリナミン製薬」)※の代表取締役社長および副会長を内定しましたので、下記のとおりお知らせいたします。
※ TCHC社は、クロージングを前提として、本日、3/31付で社名を「アリナミン製薬株式会社」に変更することを公表しました。
記
- 1.本異動について
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2.予定日 2021年3月31日
本異動は、2021年3月31日に予定されているクロージングを前提に、クロージング後ただちに開催される株主総会、取締役会を経て、正式に決定される予定です。
3.異動の理由等
TCHC社代表取締役社長である野上麻理氏は、2018年に同社に入社し、日本を中心とする同社のコンシューマーヘルスケア事業を牽引してきました。ブラックストーンは、クロージングを前提に、TCHC社が新たにアリナミン製薬としてスタートするにあたっての同社の事業戦略の方向性について野上氏と慎重に協議を重ねた結果、アリナミン製薬を率いる新たな代表取締役社長として本多英司氏を起用するという結論での合意に至りました。
本多氏は、1977年にエーザイ株式会社に入社し、日本事業の責任者に加え、海外事業責任者として欧米亜中の各リージョンを経験し、副社長を務めています。コンシューマー事業は 2005年に「薬粧事業部長」就任して以来、2011年まで「ジャパンプレジデント」として牽引しました。現在は、ブラックストーンのシニアアドバイザーと共に、あゆみ製薬株式会社の取締役会長(非常勤)を務めています。本多氏の長年の医薬品業界でのマネージメント経験は、TCHC社のアリナミン製薬としての第二の創業のスタートに相応しいと考えています。
ブラックストーンとTCHC社は、野上氏の入社以来の功績、特に、TCHC社の基幹製品の価値を最大化するためのメガブランド戦略を進め、株式譲渡契約公表以降はクロージングに向け、TCHC社をまとめ牽引してきたリーダーシップに称賛の意を表します。野上氏は引き続き副会長として、アリナミン製薬にとどまり同社の立ち上げをサポートします。
以 上